女性が輝く瞬間のひとつでもある結婚式において、花嫁をより魅力的にするのがウェディングドレス。そのため、ウェディングドレス選びは慎重に行いたいところです。
今回は後悔しないために覚えておきたいウェディングドレスの選び方を紹介します。
自分が好きなデザインや雰囲気を把握しておく
ウェディングドレスを選ぶ際は、ドレスショップに足を運び自分の目で確認しておきたいところです。
しかし、ショップには数多くのウェディングドレスが展示されているため、いきなり訪ねたところで目移りしてしまうかもしれません。パッと決められるようにあらかじめ自分が好きなデザインや雰囲気を確認しておきましょう。
例えば、ドレスショップのHPや先輩花嫁のSNSを探してみて、自分が求めるデザインや雰囲気に適したドレスを見つけ出すと良いでしょう。
「白」にも種類があることを覚えておく
清楚な印象与える純白のウェディングドレスですが、ドレスを彩る「白」にも以下のように3種類あります。
- ホワイト
- オフホワイト
- アイボリー
これらの色は大まかに白系でまとめられますが、実際に見てみると違いがはっきり分かります。ご自身にピッタリの色を探すためにも下調べをしてくださいね。
日本人の肌に馴染むのは「オフホワイト」
3種の白のなかでも中間色に位置するのが、オフホワイトです。この色は、日本人の肌の色に最も馴染みやすく、国内のドレスはほとんど、オフホワイトとなっています。
色味も女性らしい柔らかい雰囲気なので、多くの花嫁さんに選ばれています。
5つのシルエットからドレスを選ぶ
ウェディングドレスのシルエットは大きく以下の5つに分けられます。
- Aライン
- プリンセスライン
- マーメイドライン
- エンパイアライン
- スレンダーライン
それぞれに特徴があるので、色と同様にボディラインやイメージに合ったものを選びましょう。
「Aライン」はスラリとした印象を与える
Aラインは、ハイウエストで腰から裾にかけて徐々に広がるシルエットが特徴的です。
スッキリとしたウエストに対して、ボトムには重心が集まったシルエットは、バランスがよく、どんな体型の人にも映えます。
またウエストでの切り替えがない「縦」のラインが強調されたデザインのため、すらりとした印象を与えてくれます。
可愛らしいお姫様をイメージさせる「プリンセスライン」
上半身はスリムなデザインなのに対して、ウエストの切り替えから下に行くにつれフワリとしたボリュームが出ているのがプリンセスラインです。
物語に出てくるお姫様ように、可愛らしい正統派のドレスといえます。
スカートの膨らみでお腹を隠せるため、マタニティドレスとしても人気です。
大人っぽい印象を与える「マーメイドライン」
「マーメイドライン」は、上半身のラインにフィットしたタイトなデザインで、膝下からは、人魚の尾びれのようにフレアが広がっていくデザインです。
メリハリがあるデザインで女性らしいシルエットを見せることができる、大人っぽいドレスといえます。
ナチュラルなイメージを演出する「エンパイアライン」
エンパイアラインは、胸のあたりからスカートに切り替わる、ナチュラルなイメージを与えるドレスです。
ハイウエストのため、背が高くスレンダーに見えるため、大人な気品を醸し出せます。
レストランウェディングにも最適な「スレンダーライン」
身体のラインが強調された細身のシルエットが特徴的なスレンダーライン。シンプルな作りのドレスなので、小物をプラスすることで、より華やかなに映ります。
また、裾周りがシンプルで小回りがききやすく、レストランウェディングのように、小規模でアットホームな披露宴に最適です。
5つの生地からウェディングドレスを選ぶ
ウェディングドレスを選ぶ際は、シルエットだけでなく、生地にもこだわりましょう。デザイン同様、生地も大きく5種類あります。
純白の「ミカドシルク」
ウェディングドレスの記事のなかでも、もっとも高級として知られるのがミカドシルクです。
その特徴は、柔らかく上品なうえに、真珠のように眩く輝く光沢です。
自然光、室内灯、どちらとも親和性が高く、花嫁さんをより美しく輝かせます。
光沢のあるウェディングドレスに多く使われている「サテン」
表面に光沢があり、多くのウェディングドレスに使われているのがサテンです。
使う糸によって名称は異なりますが、いずれも光沢が強く、エレガントな印象を与えます。
光の反射や角度で色合いが変わる「タフタ」
古くから高級服で使用されている、立体感を感じさせるタフタ。
サテンほどの光沢感はありませんが、光の反射や見る人の角度によって色合いが変化するのが特徴です。
軽やかさがあるため、スタイリッシュかつシンプルなドレスを着たい人向けです。
メッシュ素材の「チュール」
網目のあるメッシュ素材を指すチュール。チュールには、ソフトチュールとハードチュールがあります。
ソフトチュールは見た目、触り心地ともに柔らかな印象で、ベールやドレスのスカートに使われます。一方ハードチュールは、ドレスのボリュームを出す、パニエなどに使用されます。
可愛らしい雰囲気を醸し出す「オーガンジー」
オーガンジーは、柔らかく弾力性があり、ウェディングドレスの定番素材です。
オーガンジーを使用したドレスは、フェミニンな印象のため、可愛らしい雰囲気のドレスを着たい人におすすめです。
ウェディングドレス選びは理想のドレスとその特徴をしっかりと把握しておく
ひとくちにウェディングドレスといっても、使っている素材やデザインなど、その種類はさまざま。
ウェディングドレス選びで後悔しないためには、まず自分が理想とするドレスを確認しましょう。
その後、そのドレスの特徴が自分の雰囲気に合っているかを検討していくことが大切です。